「キャデラック」のフルラインアップに、最新の自動ブレーキ、警告システム、全車速領域のアダプティブ・クルーズ・コントロールを搭載

キャデラックATSクーペ、ATSプレミアム、CTSプレミアム、SRXクロスオーバー プレミアムに安全システムを充実装備

2014-12-16


「キャデラック」のフルラインアップに、最新の自動ブレーキ、警告システム、全車速領域のアダプティブ・クルーズ・コントロールを搭載

キャデラックATSクーペ、ATSプレミアム、CTSプレミアム、SRXクロスオーバー プレミアムに安全システムを充実装備

ゼネラルモーターズ・ジャパン株式会社(略称:GMジャパン、所在地:東京著品川区、代表取締役社長:石井 澄人)は、エントリー・ラグジュアリー・スポーツセダン/クーペ「キャデラックATS」、ミッドサイズ・ラグジュアリー・スポーツセダン「キャデラックCTS」、ミッドサイズ・ラグジュアリーSUV「キャデラックSRXクロスオーバー」の日本市場で販売するキャデラックのフルラインアップに、最新の自動ブレーキと警告システム、全車速領域のアダプティブ・クルーズ・コントロール(全車速追従機能)などの安全装備(セーフティデバイス)を搭載しました。

最新の安全装備(セーフティデバイス)を完備

常に最も先進的な安全装備をいち早く採用し、ドライバーをサポートするのは、キャデラックの変わらぬ伝統です。

この度、日本市場で販売するキャデラックのフルラインアップにおいても、キャデラックの「コントロール&アラート」戦略に基づき、レーダーやカメラ、超音波センサーなどの先進技術を採用したクラス最高水準の自動ブレーキ機能を含む衝突回避/被害軽減システムを備えています。これは車両の周囲に探知バリアのようなシールドを張り巡らし、路上の危険に対するドライバーの認知を助けて万一のアクシデントを避け、あるいはその被害を 最小限に抑えるためのシステムです。

  • エマージェンシー・ブレーキシステム

「セーフティ・アラート・ドライバーシート(警告振動機能付)」(対象車両:ATSラグジュアリー、ATSプレミアム、CTSプレミアム、SRXプレミアム)

シートクッションの左右に内蔵されたバイブレーターが左右別々に、または同時に振動し、ドライバーに衝突の危険性を警告する乗用車初のシステムです。このシステムは、レーダースキャナーと外部カメラにつながっています。リスクの存在する方向によって左右別々に他の警告灯などとともに作動、また、前方あるいは後方衝突の可能性がある場合は、左右同時に振動します。シート・バイブレーションに代えて警告音に設定することも可能です。本システムは、GMが所有する特許で、ドライバーに対する危険がおよぶ際、危険に集中させるための効果があるとの研究報告があります。

また、このシートを作動する時、ビジュアルでの警告もあります。本システムの開発背景には、音声による警告の場合、耳障り、車内の会話の妨げになる場合があることなどを考慮しています。

 

「フロント・オートマチック・ブレーキ(前進衝突被害軽減ブレーキ)」(対象車両:ATSプレミアム、CTSプレミアム、SRXプレミアム)

レーダーと超音波センサーを利用し、低速での衝突の危険を感知するとまず警報を発し、必要な場合には、さらに自動的にブレーキをかけてくれるシステムです。前述のようにその警報はシートクッションを振動させることで注意を促すことも可能です。(CUEで設定する事によって、警報を音に変える事が可能です)。この機能は、フォワード・コリジョン・アラート、リア・クロス・ トラフィック・アラート、パーキングアシストとも連動しています。

 

  • 「レーンキープ・アシスト(車線内走行アシスト)」(対象車両:ATSプレミアム、CTSプレミアム)

レーンキープ・アシスト機能は、万が一ドライバーが不注意の時に車線からはみ出るときに、それがカメラで感知され、車両の電動パワーステアリングの制御によって、車線からなるべく逸脱しないように作動するシステムです。

  • 「オートマチック・シートベルト・タイトニング(フロント)」(対象車両:ATSプレミアム、CTSプレミアム)

発進すると自動的にベルトを巻き取ってゆるみを除きます。また、急ブレーキをかけた時にも作動し安全性を高めます。

  • 「フォワード・コリジョン・アラート(前方衝突事前警告機能)」(対象車両:ATS、CTSプレミアム、SRXプレミアム)

レーダーとカメラが前方衝突の可能性を検知し、ドライバーに警告するシステム。検知可能距離を3段階に切り替えることができます。40km以上のスピードで作動し、まず、はじめに、インストルメントパネルに、緑のクルマのマークが表示され、この緑の表示が前のクルマとの車間距離が十分でない場合、黄色に変わります。これでもドライバーがアクションを起こさず、車間距離がさらに狭くなれば、クラッシュ直前警告が行われる。その場合、セーフティ・アラート・ドライバーシートが右左に5回、パルス警告し、警告ランプが前のフロントウインドウに映されます。

  • 「レーンチェンジ・アラート(車線変更警告機能)」(対象車両:ATSプレミアム、CTSプレミアム)

車両の両サイド後方の死角に、後方から入ってくる車両を検知して、ドアミラー内の警告ランプを点灯させ、シートも振動し、車線変更が危険であることを知らせる機能です。

  • 「サイド・ブラインドゾーン・アラート」(対象車両:ATSプレミアム、CTSプレミアム、SRX)

車両の両サイドに備わるレーダーセンサーを利用し、いわゆる死角に他の車両が走行中であることを知らせるシステム。ドアミラーにサインが表示され、必要に応じて警告灯が点滅します。死角に入るクルマを常に、検知します。クルマが検知されると、左または右のドアミラー鏡面部に黄色いライトが点きます。ウィンカーを点けたら、このシンボルは点滅します。この場合、セーフティ・アラート・ドライバーシートは作動されません。

  • 「リア・クロス・トラフィック・ アラート(後退時安全確認警告機能)」(対象車両:ATSプレミアム、CTSプレミアム、SRX)

自車の後方を横切る車両や人の存在を警告するシステムです。例えば、駐車スペースから後退する際に、後ろを横切る車両が近づいてきた場合、レーダーがそれを検知し、セーフティ・アラート・  ドライバーシートの左右どちらかがパルス警告で注意を促すシステムです。

  • 「アダプティブ・クルーズ・コントロール(全車速追従機能)」(対象車両:ATSプレミアム、CTSプレミアム、SRXプレミアム)

アダプティブ・クルーズ・コントロールは、自動的に、スロットルとブレーキを必要に応じて作動させるため、交通の流れが良い時も、渋滞時でも機能します。ステアリングのコントロールで、ドライバーは、クルージングの速度を選択し、車間距離(近い/中間/遠い)を選択します。危険な状況の場合は、フォワード・コリジョン・アラートが作動します。全速度域でレーダーとカメラで前走車をモニターし、適切な車間距離をキープするクルーズ・コントロール。前を走行する車両がいなくなれば設定した速度に復帰します。

  • 「レーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告機能)」(対象車両:ATS、CTSプレミア、SRXプレミアム)

カメラが検知した走行車線情報に基づき、ドライバーがウィンカーを作動させずにレーンを外れると警告するシステム。およそ56km/h以上で作動します。左または右のシートで、3回、パルス(振動)警告します(オフも可能)。

  • 「インテリビーム(ハイビーム自動切替機能)」(対象車両:ATS、CTSプレミアム、SRXプレミアム)

インテリビーム機能は、夜間時に車両が40km/h以上の時、ハイビームで走行しますが、対向車のヘッドランプ、先行車のテールランプを検知すると、自動的にロービームに切り替わります。ハイビームの状態で、対向車が現れた場合、それがセンサーに感知され、対向車が眩しくないよう自動的にロービームに戻る機能です。

  • 「オートマチック・パーキングアシスト」(対象車両:CTSプレミアム)

キャデラックCTSプレミアムは、利便性が高められ、オートマチック・パーキングアシストの今までの縦列駐車機能に加え、並列駐車も可能になりました。これは、車両に搭載されている数多くのセンサーの基に、パーキングスペースを見つけ出し、駐車の為の適切なハンドルの角度をコントロールし、ドライバーがシステムの案内の基にアクセルとブレーキを操作するだけで、縦列駐車と並列駐車をサポートする機能です。

キャデラックATS、ATSクーペ、CTS、SRX全ラインアップには、上記のシステムだけでなく、以下の安全デバイスが備わっています。

  • デュアル・ステージ・フロントエアバッグフロント・サイドエアバッグ
  • フロント・ニーエアバッグ/リア・サイドエアバッグ(リアサイドのみ対象外:ATSクーペ)
  • ヘッドカーテンエアバッグシートベルト・プリテンショナー&ロードリミッター(プリテンはフロントシートのみ)
  • 歩行者保護用アクティブ・エンジンフード(ATS/CTSのみ)4輪ディスクブレーキ&4チャンネルABS
  • スタビリトラック(車両安定性制御システム)HSA(ヒルスタートアシスト)
  • タイヤ空気圧モニター電動式パーキングブレーキ(プレミアム)
  • レインセンスワイパー(CTSはプレミアのみ)ISOFIXチャイルドシートラッチシステム
  • フルカラー・ヘッドアップディスプレイ(プレミアム)
  • 緊急制動表示灯(ATS/CTSのみ)

 

GMの安全技術に対する取り組み:先進の「インテリジェント&コネクテッド車両技術」の今後の発展

GMは、今秋、米国・デトロイトで開催されたITS(高度道路交通システム)世界会議において、2017年のキャデラックの一部の車両において先進の「インテリジェント&コネクテッド車両技術」を提供しはじめることを公表し、およそ2年以内に、2017年の新型キャデラックにおいて、スーパー・クルーズと呼ばれる高度なドライバー・アシスト技術が提供される予定です。

GMは、長い間、自動車が衝突しない日が来るという構想を持っていました。この背景には、「事故のない輸送を可能にし、利便性のある社会」を創ることを原理原則としています。

GMは、「インテリジェント&コネクテッド」車両技術の開発に関し、非常に長い歴史を持っており、そのスタートは、1956年から始まっています。詳しい歴史については、http://media.gm.com/media/jp/ja/gm/news.detail.html/content/Pages/news/jp/ja/2014/Sep/0916_GMJCad1.html をご覧ください。

GMのCTO(最高技術責任者)、グローバルR&Dバイス・プレジデント兼GMベンチャーのプレジデントであるジョン・ロークナーは、「革新によって、私たちGMは、運転をより安全で、効率的にするインテリジェント&コネクテッド運転技術の進歩に熱心に取り組んでいます。GMの歴史上、様々なコンセプトカーや先進の量産技術により、私たちの革新の限界を広げ続けています。私たちは、それほど遠くない将来に、インテリジェント&コネクテッド運転技術が、衝突を全て防止する可能性を追い求めています」と述べています。

 

キャデラックについて

キャデラックは、1902年に誕生し、一世紀以上にわたり、世界のプレミアムカーを牽引してきたアメリカン・ラグジュアリー・ブランドです。キャデラック・シリーズは、どのクルマも、キャデラックの伝統である輝く斬新なデザインを持ち、美しさと技術力に裏付けられた(アート&サイエンス)、レッド・ブラデッド・ラグジュアリー(=情熱的なラグジュアリー)ブランドの地位を確立し、他にはない独自の輝きを持っています。日本におけるラインアップは、キャデラックATS、キャデラックCTS、キャデラックSRXクロスオーバー、キャデラック エスカレードです。なお、キャデラックについての詳しい情報は、http://www.cadillac.co.jp/  をご覧ください。

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