GM、レアアースなどのサプライチェーン構築でGEリニューアブルエナジーと提携

EVや再生可能エネルギーの拡大戦略をサポート

2021-10-15


 

GM、レアアースなどのサプライチェーン構築でGEリニューアブルエナジーと提携

EVや再生可能エネルギーの拡大戦略をサポート

 

本プレス・リリースは、2021年10月6日に米国で発表された英語版プレス・リリース(https://media.gm.com/media/us/en/gm/news.detail.html/content/Pages/news/us/en/2021/oct/1006-mou.html)の抄訳版です。詳しくは、英文プレス・リリースをご覧ください。

 

ミシガン州デトロイト発– ゼネラルモーターズ(GM)は、ゼネラル・エレクトリック(GE)傘下のGEリニューアブルエナジー社と、電気自動車(EV)や再生可能エネルギー機器の製造に使用される重希土類、軽希土類(レアアース)や磁石、銅、電磁鋼板の供給改善を図るため、法的拘束力のない基本合意書(MoU)に署名したと発表しました。

提携ではまず、両社が将来活用する垂直統合型の磁石生産のサプライチェーンを北米および欧州を拠点として構築することに重点を置きます。レアアースを原材料とした合金や磁石製品は、EVや再生可能エネルギーの発電に用いられる電気モーターの製造に欠かせない重要な部品です。

また両社は、自動車用トラクションモーターや再生可能エネルギーの発電に使用される銅やリサイクル素材の新合金eSteelなどの材料についても新たなサプライチェーンの構築で協力し合う方針です。

GMのグローバル購買・サプライチェーン担当のバイスプレジデントであるシルパン・アミンは、「GMのビジョンである完全電動化された輸送交通の未来を実現するためには、EV用材料の安定した、持続可能で強靭なローカルサプライチェーンの構築が不可欠です。特にモーターは『アルティウム』プラットフォームの最重要コンポーネントのひとつであり、重希土類と軽希土類は、GMのモーターマグネットに欠かせない材料です。GEとの提携で規模を拡大することにより、低カーボンフットプリントを実現し、ESGに配慮した、安定してコスト競争力のある材料を確保することが可能になります」と述べています。

GEリニューアブルエナジーでCTO(最高技術責任者)を務めるダニエル・マーフェルドは、「GEリニューアブルエナジーは現在、洋上風力タービンの中で最も強力であるHaliade-Xのような製品を通じて、また、エネルギー転換の加速に寄与する戦略的な提携を発展させることで、常に革新を続けています。GMとの提携によって私たちは、今後信頼性があり、持続可能で競争力のある主要材料の供給源を手に入れる新たな手段を得ることができます。これにより、再生可能エネルギーのコストを削減し、EVが消費者にとってより現実的な選択肢となることで、電動化をさらに推進することができます。GMと提携し、米国において重要なサプライチェーンを構築し、CO2排出量をさらに削減する機会を得ることができることをうれしく思います」と述べています。

提携の一環としてGMとGEリニューアブルエナジーは、車載用および再生可能エネルギー用アプリケーションの新技術やプロセスの開発を支援するための協力関係も検討していきます。

さらに両社は公共政策の観点からも、他の共同調達パートナー企業と協力して、北米・欧州を拠点としたEVや再生可能エネルギーの導入拡大に必要なレアアース、銅、電磁鋼板の安定したサプライチェーンの構築を支援する政策に取り組んでまいります。

 

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