GM、2025年通年および第4四半期の業績を発表
四半期配当を20%引き上げ、新たに60億ドルの自社株買い枠を承認
本プレス・リリースは2026年1月27日に米国で発表された英語版プレス・リリース(https://investor.gm.com/news-releases/news-release-details/gm-releases-2025-financial-results-and-2026-guidance-board)の抄訳版です。詳しくは、英文プレス・リリースをご覧ください。
米国・デトロイト発- ゼネラルモーターズ(GM)は、2025年通年と第4四半期の決算を発表しました。2025年の業績は、株主に帰属する純利益は27億ドル、調整後EBITは127億ドル。第4四半期の業績は、株主に帰属する純利益は33億ドルの損失、調整後EBITは28億ドルとなりました。
第4四半期の純利益は、72億ドル超の特別損失により大きく減少しました。 これは主に電気自動車(EV)需要の減速に対応した生産能力および投資の見直しに加え、消費者向けインセンティブの終了や排出ガス規制の緩和を含む米国政府による政策変更への対応が影響したものです。
GMの2025年の通年業績予想と業績結果および引き続き好調が見込まれる2026年の通年業績予想の要約は、下記の通りです。
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2025年 最終業績予想 |
2025年 年間業績 |
2026年 業績予想 |
純利益(株主に帰属) |
77 - 83億ドル |
約27億ドル |
103 - 117億ドル |
調整後EBIT |
120 - 130億ドル |
約127億ドル |
130 - 150億ドル |
営業活動からのオートモーティブ・キャッシュ・フロー |
192 - 212億ドル |
約187億ドル |
190 - 230億ドル |
調整後オートモーティブ・フリー・キャッシュ・フロー |
100 - 111億ドル |
約106億ドル |
90 - 110億ドル |
希薄化後EPS |
8.30 - 9.05ドル |
3.27ドル |
11.00 - 13.00ドル |
希薄化後調整後EPS |
9.75 - 10.50ドル |
10.60ドル |
11.00 - 13.00ドル |
2026年の業績予想には、バッテリーセル生産の合弁事業への投資を含む100億ドル~110億ドルの資本支出も含まれています。
配当の増額および自社株買い枠の承認
GM は、取締役会が普通株式の四半期配当について1株当たり0.03ドルの増額を決議し、配当額を0.18ドル へ引き上げたと発表しました。新配当は、2026年3月19日に、同年3月6日の取引終了時点の株主に対して支払われる。
また、取締役会は 60億ドルの新たな自社株買いプログラムを承認したことも併せて公表しました。
GMの会長兼CEOメアリー・バーラは、「ここ数年にわたるGMの強力なブランド力と競争力のある車両に加えて、テクノロジーを活用したサービスと確実な事業運営によって、安定したキャッシュ創出を実現してきました。これにより、事業および人材への投資から、健全な財政基盤の維持、そして株主への資本還元に至るまで、資本配分戦略を一貫して遂行してきました」と述べています。
自社株買いプログラムには期限が設けられておらず、適用される証券法および関連規制に従って実施されます。会社の判断により、いつでも一時停止または中止される可能性があります。
2025年12月31日時点の発行済株式数は9億400万株で、2024年末の9億9,500万株、2023年末の12億株から減少しました。
下記資料はGM Investor Relationsのウェブサイトからダウンロードいただけます。
●GMの会長兼CEOメアリー・バーラから株主の皆様への手紙(※添付資料参照)
2025年 年間業績の概要 ※単位:100万ドル、()内はマイナス
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2025年 |
2024年 |
前年比 |
前年比 (%) |
売上高 |
185,019 |
187,442 |
(2,422) |
(1.3)% |
純利益(株主に帰属) |
2,697 |
6,008 |
(3,311) |
(55.1)% |
調整後EBIT |
12,747 |
14,934 |
(2,187) |
(14.6)% |
純利益率 |
1.5% |
3.2% |
(1.7) ポイント |
(53.1)% |
調整後EBIT利益率 |
6.9% |
8.0% |
(1.1) ポイント |
(13.8)% |
営業活動からのオートモーティブ・キャッシュ・フロー |
18,733 |
23,939 |
(5,206) |
(21.7)% |
調整後オートモーティブ・フリー・キャッシュ・フロー |
10,595 |
14,045 |
(3,450) |
(24.6)% |
希薄化後EPS |
3.27 |
6.37 |
(3.10) |
(48.7)% |
希薄化後調整後EPS |
10.60 |
10.60 |
- |
-% |
GM北米調整後EBIT |
10,452 |
14,528 |
(4,077) |
(28.1)% |
GM北米調整後EBIT利益率 |
6.8 |
9.2% |
(2.4) ポイント |
(26.1)% |
GMインターナショナル調整後EBIT(a) |
737 |
303 |
424 |
n.m. |
中国の持分利益 |
(316) |
(4,407) |
4,091 |
92.8% |
GMファイナンシャル調整後EBT |
2,802 |
2,965 |
(163) |
(5.5)% |
(a) n.m. =数値表示なし。
2025年第4四半期業績の概要 ※単位:100万ドル、()内はマイナス
|
2025年 第4四半期 |
2024年 第4四半期 |
前年比 |
前年比 (%) |
売上高 |
45,287 |
47,702 |
(2,415) |
(5.1)% |
純利益(株主に帰属) |
(3,310) |
(2,961) |
(349) |
(11.8)% |
調整後EBIT |
2,843 |
2,509 |
334 |
13.3% |
純利益率 |
(7.3)% |
(6.2)% |
(1.1) ポイント |
(17.7)% |
調整後EBIT利益率 |
6.3% |
5.3% |
1.0 ポイント |
18.9% |
営業活動からのオートモーティブ・キャッシュ・フロー |
5,606 |
4,765 |
841 |
17.6% |
調整後オートモーティブ・フリー・キャッシュ・フロー |
2,755 |
1,823 |
933 |
51.2% |
希薄化後EPS(a) |
(3.60) |
(1.64) |
(1.96) |
n.m. |
希薄化後調整後EPS |
2.51 |
1.92 |
0.58 |
30.4% |
GM北米調整後EBIT |
2,244 |
2,274 |
(30) |
(1.3)% |
GM北米調整後EBIT利益率 |
6.1% |
5.8% |
(0.3) ポイント |
5.2% |
GMインターナショナル調整後EBIT |
278 |
221 |
56 |
25.4% |
中国の持分利益 |
(513) |
(4,060) |
3,547 |
87.4% |
GMファイナンシャル調整後EBT |
609 |
719 |
(109) |
(15.2)% |
(a) n.m. =数値表示なし。
非GAAP測定値の概要 *単位:100万ドル、()内はマイナス
以下の表は米国GAAPに基づく株主に帰属する純利益を調整後EBITおよびセグメント利益に調整したものです。
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2025年 第4四半期 |
2024年 第4四半期 |
2025年 年間 |
2024年 年間 |
純利益(株主に帰属)(a) |
(3,310) |
(2,961) |
2,697 |
6,008 |
法人所得税費用 |
(989) |
318 |
338 |
2,556 |
自動車関連支払利息 |
167 |
215 |
727 |
846 |
自動車関連受取利息 |
(242) |
(279) |
(854) |
(967) |
調整内容 |
|
|||
EV戦略の再編(b) |
5,992 |
- |
7,914 |
- |
中国事業の再編関連(c) |
702 |
4,010 |
842 |
4,010 |
法的事項(d) |
357 |
- |
657 |
- |
クルーズ社リストラ(e) |
133 |
520 |
223 |
1,103 |
従業員離職関連費用(f) |
- |
10 |
87 |
200 |
GMインターナショナル工場撤退費用(g) |
28 |
4 |
61 |
150 |
本社移転(h) |
5 |
30 |
55 |
64 |
ビュイックのディーラー戦略(i) |
- |
643 |
- |
964 |
調整額合計 |
7,217 |
5,217 |
9,839 |
6,491 |
調整後EBIT |
2,843 |
2,509 |
12,747 |
14,934 |
事業セグメント |
|
|||
GM北米(GMNA) |
2,244 |
2,274 |
10,452 |
14,528 |
GMインターナショナル(GMI) |
278 |
221 |
737 |
303 |
クルーズ社 |
- |
(418) |
(273) |
(1,701) |
GMファイナンシャル(j) |
609 |
719 |
2,802 |
2,965 |
事業セグメント合計 |
3,131 |
2,796 |
13,718 |
16,095 |
消去または 全社(k) |
(288) |
(287) |
(972) |
(1,161) |
調整後EBIT |
2,843 |
2,509 |
(12,747) |
14,934 |
(a) 非支配持分に帰属する純損失(利益)控除後。
(b) この調整は、EV生産能力および製造拠点の戦略的再編に関連するものであるため除外。調整には、Ultiumの戦略的再編に関連して2025年6月末の3カ月間に計上された3億ドルを含む。
(c) この調整は、中国合弁会社の事業再編に関連して、一時的でない減損および当社の持分法利益に計上された再編費用を含む中国事業のリストラ費用に関するため除外。
(d) この調整は、旧OnStar Smart Driver製品に関連する調査および訴訟、ならびに欧州全域におけるタカタ(株)関連リコールに伴う補償費用に関するため除外。
(e) この調整は、自動運転および運転支援技術の進展を目的としたクルーズ社とGMの技術的取り組みの統合計画、「クルーズ オリジン」の無期限延期、ならびにクルーズ社が米国におけるドライバーレス、監視付きおよび手動のAV運行を2023年に自発的に一時停止したことに起因する再編費用に関するため除外。主な内訳は、現金支出を伴わない再編費用、サプライヤー関連費用、および従業員の退職費用。
(f) この調整は、2023年1月に発表したコスト削減プログラムの一環として、主に米国で実施した自然減(離職)の前倒しを含む従業員の離職関連費用に関するため除外。
(g) この調整は、コロンビアとエクアドルにおける生産事業の終了および2020年にインド市場からの撤退を戦略的に実施したことに伴う資産売却に関連するため除外。
(h) この調整は、GMの本社移転に伴う加速償却およびその他の移転費用に関連するため除外。
(i) この調整は、ビュイックのEV戦略の一環として、一部のビュイックディーラーを当社のディーラーネットワークから移行させる戦略的活動に関連するため除外。
(j) GMファイナンシャルは調整後EBT。
(k) GMの自動車関連支払利息および受取利息、本社支出、オペル/ボクスホール事業のレガシーコスト(主に年金費用)および特定の報告セグメントに含まれない売上と費用は、本社部門に一括して集計。
(添付資料)
【GM会長兼CEO メアリー・バーラから株主の皆様への手紙】
株主の皆さまへ
税制および通商政策の大幅な変化に適応しながら、2025年の卓越した業績を達成したディーラーやサプライヤーを含むGMグローバルチームを心から誇りに思っています。
● GMは通年で調整後EBITが業績予想の上限に達し、投資家の皆様に対して総還元率54%を実現できました。
● 米国においては、在庫水準を抑え、インセンティブを抑制しつつ、堅調な価格設定を維持しながら、2015年以来最高の市場シェアを達成しました。これにより市場シェアは、4年連続の成長となります。
● OnStarのグローバル契約者数は、Super Cruiseを含め過去最高となる1,200万人を達成しました。特にSuper Cruiseは前年比で約80%増加し、62万人超の契約者数を獲得しました。OnStarのフリート(法人)向け契約者数は200万人に達し、最も近い競合OEMの2倍となっています。
● GMのフルサイズSUVファミリーである「シボレー トラックス」、「シボレー コルベット」と「キャデラック ブラックウィング」の両セダンが、Car and Driver誌の「10ベスト」に選出されました。さらに、「キャデラック エスカレード IQ」は、MotorTrend誌の権威ある「SUVオブ・ザ・イヤー」および「テクノロジー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。
米国の新車市場は引き続き堅調に推移すると見込んでおり、魅力的で競争力ある車両、テクノロジーを活用したサービス、そして規律ある事業運営に支えられ、2026年はGMにとってさらに好調な年になると期待しています。北米における通年のEBIT調整後利益率は、8~10%の水準に回復する見通しです。
GMはここ数年にわたる一貫した強固なキャッシュ創出により、事業および人材への投資、健全な財務基盤の維持、そして株主への資本還元に至るまで、資本配分方針の各段階を着実に実行してきました。この状況は今後も持続可能であると考えており、このたび配当率を20%引き上げるとともに、取締役会は総額60億ドルの新たな自社株買いプログラムを承認しました。
今後、米国では顧客のニーズに沿った規制・政策環境が一段と整っていくと見ています。これを背景に、GMは車両に対する旺盛な需要に対応するため、生産拠点の米国内回帰を進めています。今後数年間で、米国における年間生産台数は業界トップクラスの200万台に達すると予想しています。
私たちはEVの将来を確信しており、2025年には、EVラインアップを通じて約10万人の新たな顧客をGMに迎え入れることができました。これらのお客様がガソリン車に戻るケースは多くないことから、関連コストの削減計画を継続しながら、事業の収益化に向けた道筋に引き続き自信を持っています。
長年にわたり築き上げてきた製品の卓越性、規律ある事業運営、そしてレジリエンスの積み重ねこそがGMの強みであり、今後も力強い成長の原動力となると確信しています。
日頃よりGMの株主としてご支援いただき、心より御礼申し上げます。
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ゼネラルモーターズ・ジャパン株式会社 マーケティング&コミュニケーションズ
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